
- Pacoma編集部
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泥棒や強盗といえば年末に増えるイメージですが、近頃は10月以降が狙われやすいといいます。備えあれば憂いなし。泥棒を家に近づかせない、入らせない、金品を盗まれないためのポイントをご紹介します!今の時期からしっかりと対策しましょう。
泥棒や強盗といえば、昔は年末に増えるのが相場でした。しかし近頃は、気候が良くて窓を開け放し、雨や台風で物音や証拠がかき消される10月以降が狙われやすいといいます。だからこそ、このタイミングで防犯意識を新たにしておきましょう!
戸締まり忘れを狙って、掃き出し窓や玄関から侵入することが多いです。まずは戸締まりの習慣をしっかりと身に付けるようにしましょう。しかし、戸締まりをしていても、ときに泥棒はドアを破ってくることも。ピッキングやサムターン回し、最近ではバンピングなど、鍵を開ける手口は約5年ごとに更新されていて、対策はいたちごっこ。
補助錠や防犯フィルムなどのアイテムを組み合わせて、何重にも備えるのが◎。また、郵便物がたまっているなど、生活に緩みが見える家も狙われやすいので要注意!泥棒の気持ちになって、わが家はどこからが侵入しやすそうかを考えてみてください。そして危ない場所を見つけたら、面倒がらずにしっかりと対策することが大切です。他の家と比べて、ほんの少しでも入りづらそうであれば、侵入者は遠ざけられます。
―見た目からも、駐車場や庭、玄関の端、側道など、人目のない場所にはセンサーライトを。
ステッカーやカメラは、たとえダミーであっても設置しないよりはするほうが◎。「ここの住人は、わざわざ防犯アイテムを買いに行って設置している」というアピールが、侵入者を遠ざけてくれます。本格的な電子錠や防犯カメラは工事費がかさむイメージもありますが、ホームセンターで買ってきて自分で取り付ければ、安く済みますよ。侵入者を近づけない工夫を!
―5分以上の時間を稼ぎ、侵入を諦めさせる。
警視庁が実施した泥棒の意識調査によれば、侵入するのに5分かかると8割近くの泥棒は諦めるといいます。つまり、玄関や窓に少しでも入りにくい工夫が施されていれば、侵入率は下がるのです。安価なもので構わないので、ドアや窓の補助錠はなるべく多くしましょう。死角になっている窓には、分厚い防犯フィルムを。厚さ200ミクロン以上か、CPマーク付きの製品が良いでしょう。窓全面にフィルムを貼れない場合は、鍵の周りに。
―万一、家に侵入されても、金品を護る備えを。
侵入するのに5分、金品を物色するのに5分。ほとんどの泥棒は、10分以内に作業を終えて逃げていきます。だからこそ、素早く助けを呼ぶために音を鳴らしたり、貴重品を探し出すのに時間がかかる工夫が効果的です。タンスの小引き出しやトイレのタンク、米びつの中など、想像できる隠し場所はNG。とにかく取り出すのに時間がかかる場所、面倒くさくて探したくない場所にしまうのがコツですよ。
泥棒・強盗を近づかせない、入れさせない、金品を盗まれない。安心、安全な生活を守るためにも、ご紹介した対策メソッドをぜひ参考にしてみてくださいね。しっかりとした対策をしておくことに損はありませんよ!