藤岡みなみ
1文筆家。暮らしの中の異文化をテーマにした『パンダのうんこはいい匂い』
(左右社)が発売中。
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本当は、これが王道のやり方ではないことはわかっている。
部屋をすっきりさせたいのなら、まず持ち物を吟味して不要なものを減らすべき。
そして厳選されたアイテムを、サイズや枠をきちんと決めて美しく収納したほうがいい。
しかし、今の私にはそれが難しい。
明日友人が家に来るのだ!
一旦、「隠す」という意識の低い収納術で乗り切らせていただく。
隠したいものその1。
リビングの目立つところにあるたっぷりあるボードゲーム。
▲ コレクションをさりげなくどう隠す?
ゆうに100種類を超える。
小学生の子どものおもちゃではなく、そのほとんどが私のものだ。
なぜリビングにあるのか。
理由は2つある。
ひとつは、日常の中で家族や友人とのコミュニケーションツールにしたいという思い。
そしてもうひとつは、子どもに今はテレビゲームよりアナログゲームに興味を持ってもらえたらいいなという下心である。
ごめんなさい、もうひとつあった。私の部屋に入りきらないからです。
これが一番の理由じゃないのか、という気もする。
ボードゲームの箱はカラフルすぎる。
リビングに常設すると目に飛び込んでくる情報量が多くて気も散る。
でもすぐに取り出せる場所にあってほしい。
以前はダンボール箱に入れてクローゼットにしまいこんでいて、使用頻度が下がってしまった。
すぐに取り出せて、且つ見えにくい場所の正解を検討している暇がないので、強行手段に出る。
えいやっと、白い布を被せてしまおう。
▲ とりあえず白い布で覆ってしまう!
しかし困ったことに、突っ張り棒などを取り付けられそうな場所がない。
そこで、最も手軽な方法を思いついた。
粘着式の面ファスナーを棚と布に直接貼ってしまえばいいのだ。
縫ったりしなくてもいいし、棚の上部のわずかな隙間にも貼ることができる。
思い描いていた通り、何事もなかったかのようにすっぽり隠すことができた。
粘着力が強力なものを選んだので簡単には剥がれなさそうだ。
棚に傷がつきそうなので、念の為先にマスキングテープも貼っておいた。
隠したいところはまだまだある。
ずっと気になっていたのが半透明の衣装ケース。
▲ 気になっていた半透明の収納。
中身が透けて見えてごちゃごちゃ感がある。
生活感がすごい。
毎日畳んで収納しているのに、なぜこうも乱雑に見えるのだろう。
「トップス」「ズボン」などのラベルを貼っているので、別に中身が見えてなくても構わない。
となると、初めから白いケースを買えばよかったのかもしれない。
しかし12ケースを一気に買い替えることも今すぐにはできそうにないので、またしても応急処置を施したいと思う。
使うのは白い厚紙。
衣装ケースの一番目立つ面に差し込んでしまうのはどうか。
サイズに合わせてカットし、両面テープで固定する。
するとどうでしょう。これだけでかなりすっきりした。
▲ 白い紙で目隠しできました!
これで友人に見せても恥ずかしくない。
私もこの衣装ケースを見ると気持ちがスッとする。
色の多さで疲れてしまうこともあるからだ。
紙を入れただけで、ずっと気になっていた雑多な気配が消えた。
どうしよう、隠すことがやみつきになりそう。
ベランダでも家庭菜園を諦めない
▲ ベランダでもジャガイモが作れる。
引っ越しで庭がなくなり、細長いベランダしかないけれど家庭菜園頑張ってます!
ジャガイモ、ミニトマト、スイカなどを栽培中。
ジャガイモのワッと広がった茎葉を見ると、土の中に眠る可食部分たちの収穫量に期待してしまう。
普段食べているあのコロコロとしたジャガイモって、実でもなければ根でもなく、茎なんだそう。地下茎の一部が肥大してあの状態になるとか。
イチゴの赤い部分も本当は実じゃなくて茎と聞いて驚いた。
種だと思っていたつぶつぶの部分が実らしい。
知っているつもりでも知らないことがまだまだたくさんある。
この夏もベランダで世界を発見し直す日々。
これだから家庭菜園はやめられないのです。