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ガーデニング
佐藤 恵子

初めてでも出来る!ガーデニングブロックを使った花壇のイメチェン

星の数ほどあるガーデニングブロックですが、あなたのイメージに合うものはありますか?小さな花壇を作る場合や、大がかりな花壇を作る場合、それぞれ違うガーデニングブロックが必要なはずです。ここでは、イメージに合わせたガーデニングブロックの選び方と、初めてでも出来ちゃう、自分でガーデニングブロックを積む方法を紹介します。

目的に合わせて選ぶガーデニングブロック


庭のイメージは、出来ていますか?まずは、どんな庭にしたのか、それを考え決めることがとても大切です。

 

そのイメージに合わせて、ガーデニングブロックを積み上げるといった大がかりな手法が必要なのか、なんちゃってガーデニングブロックで雰囲気を優先するのか決まるといっても良いでしょう。

 

庭が小さいのに、積み上げるタイプのガーデニングブロックを思い描いても、それはただの希望になってしまいます。大きな庭なのに、ガーデニングブロック風を求めても、こじんまり感は否めないかもしれません。

 

ガーデニングブロックを積んだ風のプランターがあります。それでOKであれば、購入して花を植えれば、一番簡単な庭の雰囲気チェンジができます。

 

それほど大きな庭ではないがガーデニングブロックを使って、庭のイメチェンをしたい場合は、置くだけのブロックや、土に挿して固定するブロックで、ガーデンの縁取りをすれば、大きくイメージを替えることができます。

 

最初から庭を作るとか、庭の雰囲気を一気に変えたいときは、自分でガーデンブロックを積むという方法があります。従来であれば、業者さんに施工をお願いしたほうが無難ですが、材料の入手が簡単なことと、ガーデンブロックの種類が豊富なことから、自分でDIYする人も増えています。

 

 

初心者でもできるDIYで積むガーデニングブロック


ガーデニングブロックを積んで、庭のイメージを変えたいけど、DIYでするのって難しいかなぁと思っていませんか?
  とっても簡単!とはいえませんが、実は心配するほど難しくはなさそうです。

 

もちろん、大きさ、広さ、高さにが増すごとに、その難易度は高くなります。特に、庭の境界線に高い塀のようなブロック積は、耐震構造などの点で危険なので、おすすめしません。

 

庭とはいっても、例えば花壇の周りを装飾ブロックで飾りたいとか、畑と通路の間仕切りをハッキリさせたいといった目的で、ガーデニングブロックを積むのであれば、ぜひDIYにチャレンジしてみましょう。

 

ガーデニングブロックを積む前にすること

あなたは庭をこんな風にしたいというイメージを持っているはずです。それを、簡単な図面にしてみましょう。全体像を見える化して、不都合や不具合がないか、客観的に観察してみましょう。

 

そして、実際にそれに合わせた線を庭に引くなり、石を置いたりして、動線の確認をしてください。例えば、車の出入りに邪魔ではないかとか、人が歩くのに無理がないかとかといった、生活動線との兼ね合いをチェックしておくことが大切です。

 

ガーデニングブロックを積むために必要な道具

自分のイメージにあったガーデニングブロックの必要数は、マストです。このブロックの積み方によって、その他の材料が変わってきます。

 

花壇の周りに穴を掘って、ブロックを挿すように埋めるだけのものであれば、スコップは必需品です。しっかり固定したい場合は、掘った穴にコンクリートを流し込み、ブロックを固定させる必要があります。

 

レンガや装飾用ガーデニングブロックを、コンクリートでしっかり固定するための材料は、次のようなものです。

 

モルタル用の砂 セメント 砂とセメントを混ぜ合わせるための大きめの容器(一輪車など) 砂とセメントを混ぜ合わせるための道具(スコップなど) 砂とセメントを混ぜたモルタルを運ぶためのバケツ コテ(細長いもの) コテ(幅の広いもの) 砕石 水平器 軍手 刷毛(あると便利)

 

これらの材料は、ホームセンターで全て購入することができます。分からないときは、スタッフに聞いてみてください。より使いやすいものを、提案してくれるかもしれません。

 

 

ガーデニングブロックをDIYで積む方法


ガーデニングブロックを積むための材料が揃ったら、早速ブロック積を始めましょう。

ガーデニングブロックを積む場所に穴を掘ります。穴を掘る場所の邪魔にならない外側に、ガーデニングブロックを置いておくと、深さや長さなどがイメージしやすいです。

 

ガーデニングブロックの間には、モルタルを塗って繋ぎますので、その分の隙間も考慮しておいてください。掘った穴は、しっかり踏み固めます。そこに、砕石を敷き、モルタルを流します。

 

モルタルは、セメントの袋に分量が記載してありますので、それを参考にしてください。目安はソフトクリームより少し固めで、しっかり混ざって滑らかなことです。

 

ガーデニングブロックの長さに寄りますが、通常のレンガであれば3個が置ける程度の長さにモルタルを入れます。そこにガーデニングブロックを挿しこむように起き、水平器で水平を確認します。

 

次のガーデニングブロックを置く際に、先に置いたガーデニングブロックと接着するために、モルタルを塗ります。この時、モルタルは少ないより多めの方が後で楽になりますよ。

 

こうして次々とガーデニングブロックを埋めていきましょう。その都度水平器で確認していくと、失敗が防げます。隣のブロックとずれてしまったり、水平では無くなってしまった時は、下のセメントを足したり、上から叩いて凹ませたりすると修正できます。

 

2段目のガーデニングブロックを積む時も、1段目と要領は同じです。下に垂れてしまうほどモルタルが多くなってしまっても、後でリカバリーが出来るので問題はありません。

 

全工程が終わったら、修正をします。モルタルが少ない時は、新たに詰め込み、多めのところは、モルタルをかきだします。この時、細いコテがあると便利です。

 

ガーデニングブロックについてしまったモルタルは、刷毛に水を含ませてとることができます。仕上げに拘るのなら、こうした刷毛があったほうが便利です。

 

モルタルが余っているときは、積んだガーデニングブロックの内側に塗っておくと、より強度が増します。捨ててしまわずに、有効活用をしてみましょう。

 

使った道具は、乾かないうちに水に漬け置きし、容器の底にモルタルが溜まるくらい緩くなったら、キレイに洗ってください。洗い取ったモルタルを捨てる場所も、注意してくださいね。

 

おわりに

ガーデニングブロックを使った花壇のイメージチェンジは、思ったほど難しくないと思っていただけたらうれしいです。器用さもさほど要求されないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。