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カルチャー
真崎睦美

「お部屋と人生を変えるDIY」カリスマDIYer・KumeMariさん

気になるDIYピープルを追う『Pacomaコラム』。今回は、本誌PacomaでもおなじみのカリスマDIYer、KumeMariさんにクローズアップ! 元々DIYが得意だったイメージのある彼女ですが、実は始めたのは数年前のこと。一体どんなきっかけでKumeMariさんは、カリスマDIYerへの道を歩むことになったのでしょうか?

KumeMariさんとDIYの歴史にクローズアップ!

本誌『Pacoma パコマ』でもおなじみ、カリスマDIYerのKumeMariさん。
「数年前まではDIYという言葉も知らなかった」という彼女をDIYの道へと誘ったのは、一体どんなきっかけだったのでしょうか?

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KumeMari大阪府在住。築47年・3Kの賃貸物件にご主人と息子さんの3人暮らし。2011年よりDIYを開始。同年に始めたDIYブログ『SMILE HAPPY SWEET HOME』が、読者数1万2千人を超える大人気ブログとなる。また、これまでにUR都市機構や漆喰メーカーなど多数の企業とコラボレーションしてDIYの企画を実施している。
著書に『Kume MariのDIYでつくる家、つくる暮らし、DIY LIFE』(主婦の友社)、『Mari’s マジックで簡単!おしゃれ部屋づくり』(宝島社)、『Mari’s おうちカフェ』(宝島社)。

 

原状復帰は大丈夫? 賃貸物件でDIYを楽しむコツ

― 久米さんは今住んでいる賃貸物件で、壁や床までDIYされていますよね? 原状復帰しなくてはいけないお部屋なのに大丈夫なのですか?

原状復帰できるよう工夫しながらDIYしています! 壁にはベニヤ板の下地を入れています。タッカーっていうホッチキスみたいな道具でベニヤ板をパチパチと止めて、その上から壁紙を貼っているので、ベニヤ板をベリベリ剥がせば元通り。
畳は外さず、上からクッションフロアを貼っていて、大掃除の時などに剥がして空気を入れたりしていますね。ちなみに、外した扉とふすまは天袋やベッドの下に収納しています。
 

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― タイルを敷き詰めたキッチンカウンターもすごくオシャレですよね。あのタイルはどうやって貼り付けているのですか?

あれは、「ポリカーボネート」っていうプラスチック段ボールみたいなものを敷いて、その上からタイルを貼っています。
 

始まりは「こんな家では暮らせない……」
KumeMariさんとDIYの5年間

― 久米さんのお部屋を見るとDIYにすごく惹かれますが、やっぱり久米さんぐらい知識や技術がないと、実行するのは難しい気がしてしまいます……。

あ、私も今の家に住むまではDIYという言葉すら知らなかったんですよ。結婚する前にしていた仕事も全然違う業種で、そもそもインテリアにはまったく興味がなかったですね。

― それは意外ですね! では、DIYを始めたきっかけはなんだったのですか?

きっかけは、今住んでいる部屋ですね。新居を選ぶときに貯金がなかったので、家賃の安いところを探していたんです。夫の勧めで部屋が決まって、契約後に初めて中を見たのですが、鍵を開けた瞬間、あまりの古さに驚愕ですよ! 絶望しましたね。「ここでよう暮らしていかんなぁ……」って。

なんとかせなと思っていたら、主人が「ホームセンターにいろいろあるから見に行ってみよか」と声をかけてくれたんです。それで一緒に行ってみたら、店内にDIYのコーナーがあったんですよ。
そこで初めてDIYを知りました。

― 「部屋をなんとかしないと」という強い想いからDIYライフが始まるのですね。最初は何に挑戦したのですか?

まずはクッションフロアですね。「これ敷いたらあの畳が嫌じゃなくなるかも!」と思って。その後キッチンカウンターや机にも取り掛かりました。

― デザインや設計はどうやって考えていたのですか?

海外のガイドブックを参考にしていましたね。DIY本も買ったんですけど、設計図見てもさっぱり分からなかったんで、作り方はほとんど勘です! 海外のガイドブックにはいろんなお店が載っていて、「これ可愛いな」と思ったものを自分なりに手探りで作ってみたりしました。

― なかなかワイルドですね! DIYの技術はどうやって身につけたのですか?

ドライバーの握り方も知らないところから始めたので、とにかく失敗しながらやってきたって感じですね。もう失敗しかしてないですよ。ねじ山が全部つぶれたり、ねじが長すぎて板から突き出たり。今の家は涙の結晶ですね。

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― すごい、普通なら途中で挫折してしまいそうです……。

それでも、もうあの部屋が不満すぎて。なんとかしたい一心で、5年間コツコツやってきましたね。
 

「手のかかる子ほど可愛い」
KumeMariさんが語るDIYの魅力

― 5年間DIYに取り組んでこられた久米さんが感じるDIYの魅力ってどんなところですか?

やっぱり「達成感」やと思います。自分の手で形にしたものを置くっていうのは、買う以上に得られる喜びが大きいんですよね。出来上がったものは可愛いですよ。手のかかる子ほど可愛いって言いますし。
あとは、家族で一緒にDIYに挑戦したら、家族の思い出にもなって絆が深まるかなって思います。

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― それは素敵ですね! 2歳の息子さんも一緒にDIYするのですか?

自分のおもちゃにドライバー当てたりしてますよ! 親の背中見て育つんやなって感じます。
あと、子どもの成長に合わせてちょこちょこ家具を作り替えるんですよ。どんどんやんちゃになるから、怪我しないように食器棚に扉を付けたりして。家具の変化を見ながら家族の歴史を感じることもできます。「あーこのときやんちゃやったなあ」って。
 

楽しむコツは? DIYを無理なく続けるためのアドバイス

― DIYに挑戦しようと思ったら、まず何から始めたら良いですか?

思い切って部屋の一面だけ壁の色を変えてみるのはオススメです! 貼ってはがせる壁紙のりとかもあるし、30分もあれば貼れちゃいます。簡単なのに部屋の雰囲気がガラッと変わって、朝起きるのが楽しくなるんですよ。テンション上がると「違うところもやってみよう」と腰が上がるかもしれません。
あとは、今ある家具をちょっとリメイクするのもいいかもしれないですね。ちっちゃいものなら簡単なので。机はやりやすいと思います。

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― それなら確かに始めやすそうですね。でも、途中で難しくて挫折することもありそうです……。楽しくDIYを続けていくコツはありますか?

焦らへんこと! DIYしながら暮らすのって大変なときもあって、一気に部屋を全部変えようとするとしんどくなるかもしれません。1年間のスケジュールを立てたりして、細く長く焦らずにDIYを取り入れていくことが、長く続けられるコツですね。
3日くらいかかる大がかりなDIYもあるので、養生したままご飯食べられるぐらいの図太さも必要かもです。
あとは、いきなり完璧を目指しすぎないことですね。人によって好みは違うし、同じ人でも好みは変わっていくので、好みを見つけるつもりでのんびり進めるのが良いと思います!