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家事
Pacoma編集部

エアコンの室外機は掃除すべきか問題【正解は・・・】

エアコンの室外機を掃除する方法をご紹介。基本の掃除方法から、「室外機をきれいに保つメリットって?」「室外機カバーはつけた方がいい?」など素朴な疑問まで解決できますよ。エアコンの効きが悪くなったという方は、ぜひ実践してみてくださいね。

室外機を掃除する必要性って?

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エアコンの掃除はこまめにしているという方でも、室外機のほうはいかがでしょうか?
ここではエアコンの室外機を掃除することによるメリットをご紹介します。

 

掃除しなくても健康に大きな害はない

エアコンだけでなく、エアコンの室外機も掃除しないと部屋の中に送られる空気は汚れたまま……というのはありがちな勘違い。
実は室外機とエアコンは直接空気を行き来させているわけではないため、室外機を掃除しなくても室内の空気には影響はないのです。

 

故障を防ぐ効果が期待できる

室外機にホコリや落ち葉などがひどく詰まってしまうとエアコンの稼働効率が悪くなるだけでなく、故障の原因にもなりかねません。
故障を事前に防いで修理代を節約するためにも、定期的な掃除は大事ですよ。

 

室外機の掃除方法

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室外機の掃除は目につきやすい表面だけでなく、後ろ側もしっかり掃除するのがポイントです。

【用意するもの】

  • ほうき・・・1本
  • 掃除機・・・1台
  • ブラシ・・・1個
  • 雑巾(未使用)・・・1枚
  • 水・・・適量

 

【エアコン室外機の掃除方法】

  1. 最初にエアコンの電源を切り、室外機のファンが停止していることを確認してから掃除を始めましょう。
  2. まずはほうきを使って室外機の周りにあるゴミや落ち葉、蜘蛛の巣などを取り除きます。ほうきでは取り除きにくい汚れは、掃除機を使って吸い取りましょう。
  3. 次に掃除機のノズルをブラシに交換して、室外機の裏側のホコリを吸い取っていきます。掃除機で吸い取りにくい場所は、ブラシを使って細かい汚れを落としましょう。
  4. 最後に水でぬらして、絞った雑巾で室外機全体を水拭きして、お掃除完了です。

 

【汚れがひどい場合はプロの力を借りる】

室外機はある程度の汚れまでは自分で汚れを落とすことができますが、奥のほうにまで入り込んだ汚れは分解掃除が必要です。
ここまで来るとさすがに素人には手が出せないため、エアコンクリーニングの専門業者に依頼するようにしましょう。

 

室外機の掃除に関する2つのポイント

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ここでは室外機の掃除に関する、2つのポイントをご紹介します。
室外機にとって良くない状態や掃除の頻度など、気になるポイントを解説していきますよ。

 

室外機の周りに物を置かない

室外機の吹き出し口が塞がっていると排熱の効率が悪くなり、室外機に負担をかけてしまいます。
特に落ち葉などには要注意。室外機の内部にまで入り込んで、故障や異音の原因になります。
室外機用のカバーも空気の流れを邪魔してしまうため、エアコンの使用中はカバーを外しておくのがベター。
最悪の場合分解掃除が必要になってしまうので、室外機の周りはなるべくキレイにしておきましょう。

 

室外機は多少の汚れは想定済み

もともと室外機はベランダなど屋外に置くことを前提に作られています。
多少のホコリや砂、風雨などには十分耐えられるように設計されているので、頻繁に掃除する必要はありません。
普段は気付いたときにほうきでサッと掃く程度で、明らかに汚れていると感じた時に、ご紹介した方法で掃除すれば十分です。

いかがでしたか? 室外機の掃除はそれほど頻繁に行う必要はありませんが、全くしないとどんどんエアコンの効きが悪くなってしまいます。
普段忘れがちな室外機も、たまには気にかけてあげるようにしましょう。