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家事
Pacoma編集部

これはやってみたい!セーターの毛玉取り術<簡単>

セーターやニットにできた毛玉取りの方法をご紹介。ご家庭にある道具を使った、簡単な毛玉取り方法をレクチャーします。合わせて毛玉ができる原因と、それを踏まえた毛玉防止法もぜひチェックしてみて!

身近にあるものでできる、簡単毛玉取り方法2選

セーターやニットなどに、いつの間にかできてしまう毛玉。
見た目も悪くなり、せっかくのコーディネートも台無しにしてしまいます。
ここでは、家庭にある道具で毛玉取りの方法をご紹介していきます。

 

【毛玉取り術1】ハサミで毛玉を切り取る

© PIXTA

シンプルな毛玉取りの方法ですが、手で取るよりもずっと衣服に優しい方法です。
毛玉をまとめて取ろうとするのではなく、ひとつひとつ慎重に切り取っていきましょう。
ハサミを立てると生地自体を切ってしまう可能性があるので、なるべく生地と平行になるよう、ハサミを寝かせて毛玉を切り取るのがポイントです。

 

【毛玉取り術2】カミソリで毛玉を切り取る

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ハサミと同じように、カミソリでも毛玉取りができます。
毛玉ができた衣服にカミソリを優しく当てて、滑らせるようにカミソリを動かしていきましょう。
このときカミソリを強く押し付けると衣服の表面を傷めてしまうので、編み目に沿って優しく刃を当てるようにしてくださいね。

【毛玉取りの際の心得!】

毛玉は服の繊維が集まってできたものなので、むやみに手でむしったりすると、毛玉周辺の繊維が薄くなってしまいます。
また毛玉取り器を活用するのも一つの手ですが、毛玉を刈り取っている状態なので、やりすぎると衣服の寿命を縮めてしまいます。
あまり毛玉に神経質にならず、目立つものだけを毛玉取りするのが最善のやり方です。

 

毛玉を防止する4つの防止策

衣服の寿命を縮めてしまう毛玉ですが、毛玉を作りにくいような着方をすれば、大切な衣服も長く着られるはず。
ここでは毛玉ができる原因と合わせて、毛玉をできにくくするための4つのアイディアをご紹介します。
毛玉取りの回数が少しでも減るかもしれませんよ!

 

毛玉はどうしてできる?

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毛玉ができるのは、衣服が何かに触れる際に起こる摩擦によって、表面のごく細い繊維がだんだんとからまっていくことが原因です。
着ている際には袖口や襟周りに特に毛玉ができやすく、また洗濯の際に他の洗濯物と擦り合うことでも毛玉ができてしまいます。
他にもリュックサックやショルダーバッグの利用時に、肩部分とベルトが触れ合うことで毛玉ができやすい箇所があります。

 

【防止策1】摩擦を減らすことは毛玉を減らすこと

着るだけでも摩擦は発生するため完全に無くすことはできませんが、着る頻度を減らすことで毛玉をできにくくすることはできます。
セーターなど毛玉ができやすい衣類を着用している際は、激しい運動を控えれば摩擦も少なくなりますよ。
またセーターの上に重ね着することでも摩擦が発生するので、上に着るものはツルツルした素材のものを選ぶなど、コーディネートの段階から注意しておきたいですね。

 

【防止策2】ブラッシングで絡まった繊維を整える

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毛玉は繊維が絡み合ってできたものなので、こまめにブラシを使って絡みを整える方法も効果的です。
乱雑なブラッシングはかえって毛玉を作ってしまうので、表面の繊維を優しくなでるようにブラシをかけるのがポイント。
表面に付着したホコリやゴミも取り除けるので、摩擦を生みやすい洗濯の頻度を減らす効果もありますよ。

 

【防止策3】洗濯の際は裏返しで洗濯ネットに入れる

洗濯時に他の洗濯物と擦れ合う頻度が減れば、毛玉はできにくくなります。
洗濯する際は洗濯ネットに入れて洗うことで、摩擦を減らすことができますよ。
また文字通りの裏技として、ニットを裏返しにして洗うことでも摩擦を軽減できます。
今日からできる簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

 

【防止策4】毛玉のできにくい素材の衣服を選ぶ

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毛玉を防ぐ方法とは少し違いますが、毛玉ができにくい素材のものを選ぶのも賢い選択です。
ウールやカシミヤなど動物繊維による製品は繊維の強度が低いため、できた毛玉が自然に取れるというメリットがあります。
繊維が減っていく点は他の素材の衣服と同じですが、いつまでも毛玉が残るということがないため、見た目を損ないにくいのがポイントです。
ちょっとお値段の張る素材ですが、毛玉がどうしても気になる人は検討してみても良いかも知れませんね。

いかがでしたか? 気になるとついつい毛玉取りをしたくなると思いますが、やり過ぎには要注意。
衣服を大切に扱うつもりで、毛玉とはゆるく付き合うことをおすすめします。