お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
DIY
Houzz

プチプライス&スモールスペースのDIYリフォーム:自宅で挑戦、壁紙の貼り替え

糊付きの柄物壁紙をネットショップで買って、自分で1面だけ貼り替えてみた実践レポート。道具もきちんと揃えて、丁寧に作業すれば2時間ほどでこの通り!

Houzz
Houzz

Houzzは「住む人」と「住まいのプロ」をつなぐ、住宅・インテリア・ライフスタイルのコミュニティサイトです。 http://www.houzz.jp

 

壁紙を自分で張り替えてみよう

今の家に引っ越した3年半前、2部屋分の壁紙を自分で貼りました。当時、部屋の1面だけに貼った水色の壁紙が、ちょっと飽きてきたところだったので今回、貼り替えることにしました。雰囲気をがらりと変えたいと思い、柄物を中心に探してみたところ、ネットショップで好みのものに出会ったので即購入。久しぶりの壁紙貼り、初めての柄物壁紙です。さて、うまく貼れるでしょうか? レポートしながら、手順を追ってご紹介します。
 

 

壁紙の必要数を計算する

まずは、貼りたい壁面をメジャーで測ります。そして、壁紙がどのぐらい必要なのかを計算します。壁紙専門のネットショップでは、天井までの高さと幅を入れると自動計算してくれるページもあるので、とても便利です。柄物の場合は、柄あわせのために少し多めに購入しておくと安心です。
 

 

初めての人向きの壁紙は?

初めて自分で壁紙を貼る人は、無地の壁紙がおすすめです。柄合わせが必要ないので、作業もスピーディ。柄物に挑戦したいなら、柄合わせが比較的やさしい大柄や、多少ズレても目立たない柄や色のものを選びましょう。とはいえ、実際は多少ズレても、よく見なければそれほど気にならないと思うので、気軽にトライしてみてください。
 

用意する道具と材料

  • 壁紙(糊付き)
  • なでバケ
  • 地べら
  • 竹べら
  • ジョイントローラー
  • カッター、カッターの刃
  • メジャー、定規
  • マスカー
  • えんぴつ
  • はさみ
  • スポンジやふきん

今回の糊付き壁紙は、ネットで購入しました。今の壁紙の上からでもしっかりと貼れるタイプです。フィンランドの老舗テキスタイルメーカー〈フィンレイソン〉の、アイニ・ヴァーリによって1961年にデザインされた《TAIMI》という柄。1メートル594円、壁1面分の分量で、送料込み4000円程度でした。
 

壁紙の張り替えスタート

1. 床をマスカーでカバーする

糊付きの壁紙を貼るので、はみ出たところで床が汚れないようにします。マスカーは、テープとシートが一体になっているので、作業が簡単です。
 

2. 垂直のガイド線を引く

壁の右端から90cmのところに、ガイドになる線を引きます。おもりを付けたひもを吊り下げると、垂直に印が付けられます。
 

3. 壁紙を天井までの高さ+10cm程度にカットする

私が買った壁紙は、裏のフィルムシートに5cm間隔のガイド線が付いているので、切りたい長さが測りやすくて便利でした。
 

4. 裏のシートをはがす

裏のフィルムシートをはがします。糊の面どうしを合わせて蛇腹状に軽く重ねておくと、持ち運ぶときに楽です。
 

5. ガイド線に合わせて壁紙を貼る

2.で引いた線に、壁紙の端を合わせて貼っていきます。
 

6. なでバケで空気を抜きながら貼る

左端を基点に、右端方向へ、右斜め上、左斜め下方向へと、空気を抜きながら貼っていきます。糊が乾かないうちは何度もはがせるので、うまく空気が抜けないときは、はがしながらやり直すことができます。
 

7. 竹べらで角を押さえる

天井との境目や角のラインを、竹べらでなぞるように押さえていきます。角は強く押さえると穴が開いてしまうので注意しながら作業しましょう。
 

8. 余分な壁紙をカットする

竹べらでつけた跡に地べらを置き、へりをガイドラインにしながら、余った壁紙をカッターでカットします。このとき、カッターがよく切れるよう、新しい刃にするのと、カッターの刃を壁から離さないまま切っていくことがポイントです。地べらをスライドさせながら、下まで慎重にカットしていきます。天井や床の部分も同様にカットします。
 

9. 壁に付いた糊を拭き取る

余分な壁紙を切り取ったあとに、糊が付いた部分を濡らしたスポンジやふきんで拭いておきます。
 

10. 2枚目は柄を合わせて貼る

柄物の壁紙は「柄合わせ」が必要です。柄のリピート(柄の繰り返し方)を見て、必要な長さにカットしたら、柄を合わせながら、すでに貼り終えた1枚目の端に、3cmほど重ねて貼ります。
 

柄合わせがうまくできない場合は、端を少しカットして重ねると合わせやすくなります。
 

11.重なった部分をジョイントカット

8.と同じように、天井と床の余った部分をカットしたら、1枚目と2枚目が重なっている部分の中央を2枚いっしょにカットし、2枚分の余分なところを剥がします。
 

12. ジョイントローラーで圧着

継ぎ目部分にジョイントローラーをかけて圧着します。浮いていた継ぎ目が、ぴたりと付いていくのが気持ちよく、ここが壁紙貼りでいちばん好きな作業です。仕上げに、はみ出した糊をぬらしたスポンジやふきんで拭き取ります。同様の作業を端まで繰り返し、壁1面を貼り終わったところで完成です。
 

完成!

改めて、貼り替え前:無地の壁紙の状態

もともとは、ベニヤ板が3枚貼られていただけの壁でした。ベニヤ板が少したわんでいたため、水色の壁紙を貼っていたときは継ぎ目が浮き出て目立っていました。
 

貼り替え後:北欧の柄物壁紙を貼った状態

北欧の古い柄は和室との相性も抜群。さりげないアクセントウォールになりました。縦方向の柄にしたことで、下地のベニヤ板の継ぎ目が目立たなくなったのがうれしいおまけ。所要時間はだいたい2時間程度で完成しました。
 

柄物の壁紙を貼るのは初めてでしたが、2枚目を貼るときに柄合わせのコツをつかんで、3枚目はより早く貼ることができました。よく見ると少しズレているところもありますが、目立たない柄を選んだので、一見ではわからないはず。大満足の仕上がりです。
 

残った壁紙の使い道

メートル単位で購入したため、壁紙が少し残ってしまいました。糊付きの壁紙は、届いてから2〜3週間以内に使ったほうがいいそうなので、壁紙を使ったプチDIYをしてみました。ノートの表紙、段ボール箱、引き出しの内側の底に貼るだけで、お揃いのアイテムができます。壁紙が残ったら、ぜひやってみてください。
 
文:Motoko Sasaki