お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
家事
Pacoma編集部

部屋干しのイヤ~な臭いを撃退!原因と対策10選

花粉やPM2.5、天気を気にすることなく洗濯物が干せるので部屋干しをする方も多いのでは? でも気になることといえば生臭~い部屋干しの臭い。せっかく洗濯したのに臭うのはなぜ? 部屋干し臭の原因と対策をご紹介します。

部屋干しの臭いの原因とは

洗濯物を部屋干しすると、キレイに洗濯したはずなのについてしまうあの臭い。
生臭い部屋干し臭の原因をご紹介しましょう。

【臭い原因1】洗濯物の雑菌
洗濯で落ちなかった汚れが変質したり、その汚れを元にして雑菌が繁殖したりすることが、臭いの原因に・・・。
部屋干しの場合は外干しよりも乾きにくいため、雑菌の繁殖に必要な水分が長時間洗濯物に残ってしまうのです。
また、部屋干しの場合は日光による殺菌効果が得られないということも、雑菌の繁殖を手伝う原因になってしまいます。

 

【臭い原因2】洗濯槽の汚れやカビ菌
洗濯槽の中は湿気がたまり、カビ菌が増殖しやすい環境になっています。
汚れたまま使用していると、その汚れやカビ菌、臭いが洗濯物に移ってしまうことも。
定期的に洗濯槽を掃除したり、洗濯機のフタを開けて中を乾燥させるようにしましょう。
洗濯槽の掃除方法はこちらの記事をチェックしてみて。

 

【臭い原因3】すすぎの時に風呂の残り湯を使っている
風呂の残り湯を洗濯に使っている人は注意!
風呂の残り湯には雑菌が多くひそんでおり、洗濯の「すすぎ」に使用することで臭いの原因となる可能性もあります。
風呂の残り湯を使う場合は「洗い」だけにして、「すすぎ」の際は水道水を使うようにしましょう。

 

おすすめ部屋干しの臭い対策10選

いや~な臭いを予防したい!
部屋干し臭の対策を10点、厳選してご紹介します。

 

【臭い対策1】洗濯物を詰め込み過ぎない

© PIXTA

洗濯機に、洗濯物を詰め込み過ぎないようにしましょう。
洗濯槽の中で洗濯物がうまく回らず、汚れがしっかりと落とせなくなってしまいます。
洗濯物の量は、洗濯機の大きさの約7~8割を目安にしましょう。

 

【臭い対策2】除菌・抗菌効果のある洗剤や柔軟剤を使う

© PIXTA

除菌・抗菌効果のある洗剤や柔軟剤を使うのも、部屋干しの臭い防止に効果的です。
洗剤でしっかりと汚れや菌を落とし、さらに柔軟剤で干しているときから服を着用しているときまで菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
前述のように、風呂の残り湯を「すすぎ」には使わず、水道水を使用するようにしましょう。

 

【臭い対策3】酸素系漂白剤を使った洗濯

生乾き臭の原因となる汚れを取るには、酸素系漂白剤を使った洗濯がおすすめです。洗浄力が高く、臭いや汚れが落ちやすくなります。
ただし、デリケートな素材の場合は酸素系漂白剤を使わないようにしましょう。
毛や絹、飾りがついているもの、草木染めなどの色落ちしやすい布製品などは特に注意が必要です。

【用意するもの】

  • 酸素系漂白剤・・・大さじ3~4杯
  • 洗濯機に使用する水・・・50L
【手順】

  1. 洗濯機に洗濯物を入れ、洗剤の代わりに酸素系漂白剤を使用していつも通りに洗濯しましょう。

 

【臭い対策4】酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗い

しつこい汚れや臭いには、酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いもおすすめです。
40度くらいのお湯3Lに、適量の酸素系漂白剤を振り入れてよくまぜ、衣類をいれます。
フタのできる容器の場合はフタをするとお湯が冷めにくく、さらに効果的。
15分~20分程度放置した後、通常通りの洗濯をしましょう。

 

【臭い対策5】洗濯が終わったらすぐに干す

© PIXTA

洗濯機に濡れた状態で長時間放置しておくと、臭いの元になる雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
せっかく洗った衣類やタオルが臭くなってしまわないよう、洗濯が終わったらできるだけ早く干すようにしましょう。

 

【臭い対策6】部屋干しに適した場所に干す

部屋干しする場合は、部屋の中央など風通しのよい場所を選んで干すようにしましょう。
扇風機やエアコンを使用して空気を循環させるのも効果的。締め切った窓際のカーテンレールにかけるのは、空気が通りにくいので不向きです。

 

【臭い対策7】間隔をあけるなど干し方を工夫

© PIXTA

角ハンガーを使う場合は、両端に長い衣類を干し、中央に向かって靴下などの短い衣類を干す「アーチ干し」にしましょう。早く乾かすのに効果的です。
合わせて、洗濯物の種類別に乾きやすい干し方をご紹介しましょう。

<Yシャツ・ポロシャツ>
ボタンをはずし、襟を立てて干すのがポイントです。

 

<デニムなど厚手のパンツやスカート>
まずパンツを裏返します。その後、角ハンガーなどに筒状になるようにして干せばOK。

 

<バスタオル>
片側が長くなるようにずらして干しましょう。
角ハンガーを使う場合は、上から見るとジグザグになるようなじゃばら干しに。

 

<パーカー>
ファスナーつきの場合は、ファスナーを全開に。
フードや袖はそのままたらさず、中に洗濯ネットなどを入れて空気の通り道をつくりましょう。
また、ふつうに干したパーカーの前後にそれぞれハンガーをかけ、前側に袖をひっかけ、後ろにフードをひっかけると効果的に乾かせますよ。

 

【臭い対策8】アイロンをかけてから干す

臭いの元となる菌は、60度以上の温度で増えるのを抑えることができます。
通常通り洗濯して脱水が終わったあと、アイロンの温度を150度以上(中くらい)にして、アイロンがけをします。
ほぼ乾いた状態になるまでアイロンをかけてから、部屋干ししましょう。

 

【臭い対策9】除湿機や乾燥機や使う

© PIXTA

前述のように、部屋干しの臭いを避けるためはできるだけ早く干して乾燥させるのがポイント。濡れて雑菌が繁殖しやすい状態を少しでも長くしないようにしてくださいね。
浴室乾燥や除湿器、乾燥機がある場合は活用しましょう。

 

【臭い対策10】衣類用消臭・抗菌スプレーを使う

衣類や布製品用の除菌・消臭スプレーを使うのもおすすめ。洗濯物を部屋干しする際にスプレーすることで、菌の増殖を抑えて臭いの発生を防いでくれます。
使い方やスプレー量は製品によって異なりますので、製品の注意書きや説明書を確認してください。

 

いかがでしたか? 部屋干しによる生乾き臭の原因や対策方法がわかれば怖いものなし!
ご紹介した方法で部屋干しの臭いとさよならしてくださいね。