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家事
Pacoma編集部

マットレスのカビの落とし方・殺菌【セルフクリーニング初心者ガイド】

「湿気のせいでマットレスにカビが生えた!」という方の悩みを解決する"カビの取り方・殺菌"をご紹介。定期的に干す、すのこを使うなど…。マットレスにカビをはやさないためのお手軽な対策も4つ伝授します。清潔なマットレスになれば、快眠できること間違いなし!

マットレスのカビの取り方

マットレスの多くは塩素系洗剤を使うことができません。あなたのマットレスの取り扱い説明書もチェックしてみてください。
でも、カビを放っておくと健康面への影響が心配ですねよね。そこで、マットレスに生えたカビの殺菌方法をご紹介しましょう。

 

消毒用エタノールを使ったカビの殺菌方法

© PIXTA

薬局やドラッグストアで手に入る消毒用エタノールを使えば、カビ部分を殺菌することができます。

【用意するもの】

  • 布(清潔なタオルや雑巾など)・・・1枚
  • お湯・・・適量
  • ドライヤー・・・1台
  • 消毒用エタノール・・・適量
  • スプレーボトル・・・1本

 

【マットレスのカビの殺菌方法】

  1. 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れ替え、マットレスのカビ部分がエタノールで湿る程度に、しっかりとスプレーを吹き付けます。スプレーし終わったら、1時間ほど放置しましょう。
  2. 次に、お湯につけた布でマットレスのカビ部分を拭き取っていきます。布は固く絞りすぎず、ぽんぽんと叩くように拭き取りましょう。
  3. 拭き取りが終わったら、湿った部分をドライヤーで乾かします。湿った部分が無くなったら、最後に風通しの良い場所で陰干しにして、殺菌完了です。

 

【塩素系漂白剤は使わないほうが無難】

ご紹介したエタノールスプレーでカビの殺菌はできますが、カビによってできた黒ずみまで落とすことはできません。そんな時、頼りたくなるのは各種の漂白剤。
ですが衣類の洗濯に使用するような酸素系漂白剤は効果が弱く、逆に塩素系漂白剤は強すぎて色落ちなどの原因になってしまいます。
大事なマットレスを傷めてしまわないよう、どうしても黒ずみが気になるなら専門のクリーニング業者に依頼してみましょう。

 

マットレスのカビ防止策4ヶ条

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マットレスにカビが生えるのは、おおむね以下の2つが原因です。

寝汗や皮脂

大人なら一晩でコップ1杯分とも言われる寝汗をマットレスが直接吸収してしまうと、マットレス全体の湿度上昇に繋がります。

 

マットレスを床に直接敷きっぱなし

マットレス底面の空気の流れが滞ってしまうため、湿気もこもりがちに。

 

簡単に落とせないマットレスのカビは、何よりも日頃の予防が大切!
清潔なマットレスでぐっすり安眠できるように、手軽にできるカビの予防法をご紹介しましょう。

 

ベッドパッド・シーツを使う

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マットレスで直接寝ると、眠っている間にかいた汗をマットレスがダイレクトに吸収してしまいます。
こうした寝汗対策には、吸湿用と汗取り用を兼ねたシーツやベッドパッドの使用がおすすめです。
湿気を吸収する役割上、放っておくとシーツのほうにカビが生えてしまうので、週に1度は洗濯を行うようにしましょう。

 

【丸洗いできる 敷きバッド】

  1. 丸洗いができて、吸汗・速乾性のある敷きパッド。防ダニ・抗菌防臭タイプなのもポイントです。【モアフ ナチュラル 敷きパッド/amazon】

 

すのこで通気性を確保する

ベッドを使用していない場合は、代わりにすのこを使って通気性を確保するのが簡単な方法です。
すのこ自体にカビが発生することもあるので、すのこと除湿マットを合わせて利用すると◎。
さらに除湿マットは1週間に1回程度のペースで干すようにすれば、カビの発生をグッと抑えることができますよ。

 

ベッドを壁際から離して設置する

ベッドをお部屋の隅に設置している方は多いと思いますが、ベッドを壁際にぴったりつけて配置するのはNGです。
風の通りがないと湿気も一箇所に溜まりやすくなってしまうので、できれば壁とベッドの間に5~10センチほどの隙間を作るようにしましょう。

 

マットレスはベッドの上で使用する

フローリングなど床の上に直接マットレスを置いて使用している場合、湿気の逃げる場所がなく、マットレスにカビが発生しやすくなってしまいます。
ベッドの上であればベッド下の空間に湿気を逃してやることもできるので、なるべくならベッドの上で使用するのが無難です。

 

いかがでしたか? マットレスにできたカビは落としにくいので、そうならないように日頃からの予防が大切です。