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暮らしの工夫
トギー

【全国の主婦を救え】夫が思わず家事したくなるスゴ技はこれだ!

共働きの世帯が増え、ますます需要が高まる「夫婦の家事分担」。でも、うちの夫はなかなか家事を手伝ってくれない……。そんな全国の主婦の悩みをpacomaが解決します!今回は、夫が自ら進んで家事を手伝ってくれるために今日からできる“褒め方”を専門家に聞いてきました。

拝啓、パートナーが家事を手伝ってくれなくて困っている主婦のみなさま。

 

どうも、新米主婦のトギーです。もっと夫に家事を手伝ってほしいと思う今日このごろ。

でも、いざ手伝ってもらっても細かいことが気になって小言を言ってしまうんです。
手伝ってもらいたいなら褒めておだてなきゃいけないって、頭ではわかってるはずなんですけどね。

どうすれば夫を褒められるんでしょうか。

だれか、教えてくれませんか。

 

謎の声: そんなときは私におまかせください!

 

トギー: ……どちら様ですか?

 

松本さん: 日本ほめる達人協会、専務理事の松本です。『ほめる達人』と呼ばれています。

「日本ほめる達人協会」専務理事 松本秀男さん

一人ひとりのココロに火を灯し、組織を動かし業績を上げ、しかも家庭まで元気にする「ほめる達人」として、リーダーシップ研修や、チームビルディングなど数々の企業研修で活躍。家族円満ワークショップも行っている。

 

トギー: ほめる達人! ってことは、家事を手伝わない夫を褒めておだてる方法をご存知ですね!?

松本さん: いえ。

トギー: え?

 

松本さん: そもそも、『褒めてその気にさせよう』という考えでは人は動きませんよ。

トギー: ほう。

松本さん: まずは、相手をそのまま受け入れ、その人の素晴らしさを、その人の『価値』を認めましょう。それが結果として褒めることにつながります。そうすれば旦那さんの家事へのモチベーションだって自然と高まるはずです。

トギー: 価値を認める……? よくわかりません。

松本さん: では、家庭でよくある場面を再現しながら、旦那さんが家事をしたくなるコミュニケーション方法をご紹介しましょう。

 

夫が家事をしたくなるらしいスゴ技を実演してもらうことにした

半信半疑ではありますが、夫が自然と家事をしたくなるスゴ技があるということなので、実際に見せてもらおうと思います。

というわけで、

 

じゃん!

ここから、妻役を松本さん、夫役をトギーで、家庭でよくある5つの場面を実演していきたいと思います!

 

1. 家事を手伝っても、やり方が雑な夫の場合

妻: 今日洗濯物が多くて。一緒に洗濯物たたんでくれない?

夫: いいよ。

 

妻: ・・・・・・(たたみ方が雑すぎる)。

 

やってくれるのはいいけど、雑すぎる夫。タオルの角と角をあわせることも知らないのか……とガックリすることも少なくありません。このときはどんなふうに対応すべきでしょうか?

 

👎 NG例 👎

妻: 雑すぎるわよ! きちんとたたんで!

夫: せっかくやってるのにうるさいなあ。

 

👍 GOOD例 👍

妻: すごい! たたむの早いね。

夫: だろ?

妻: あ、この袖だけなおしてくれると嬉しいな♪

 

「雑だ」と怒る前に、その価値を転換しましょう。
雑を裏返してみてれば、「やることが早い」と意味を転換できそうです。まず相手のいいところを認めてあげれば、「この袖だけなおして」という依頼だって素直に聞いてくれるはずです。

 

2. 口癖は「あとでやる」。取り掛かるのが遅すぎな夫の場合

妻: ねえ。他の用事済ませたいから、洗濯物たたんでおいてよ。

夫: うん。あとでね。

 

—30分後—

 

妻: ・・・・・・(全然進んでない)。

 

あとでやると言いながら、いっこうに動き出さない夫。よくある日常風景ですよね。
さて、こんなときはどうすればいいのでしょうか?

 

👎 NG例 👎

妻: いつまでスマホゲームで遊んでんのよ! 早くたたんで!

夫: 今やるところだったんだよ!

 

👍 GOOD例 👍

妻: 用事が済んだから私も手伝うね。一緒にやろ?

夫: はいはい。

 

怒りたい気持ちをぐっと抑え、まずは一呼吸。
「やってよ」と押し付けたりせず、「一緒にやろう」など一緒に家事を楽しむようなニュアンスで提案してみましょう。きっと夫もやる気を出してくれるはずです。

 

3. 家事一つ一つに時間がかかりすぎる夫の場合

妻: ・・・・・・(これじゃ日が暮れる)。

 

丁寧なのはいいけど時間がかかりすぎる、なんてこともよくあります。
夫に手伝ってほしいのは、そもそも家事に時間が取れないときだったりしますよね。終わるのを待つなんてことはできません。この状況、あなたならどうしますか?

 

👎 NG例 👎

妻: ほら貸して。あとは私がやるから。

夫: あっ! ふん、俺は役立たずってことね。

 

👍 GOOD例 👍

妻: 丁寧にたたんでくれてありがとう! 助かった〜! 次は私の番だね。

夫: どういたしまして!

 

家事をお願いしたなら、終わるまで見届けるのが鉄則
どうしても待てないときは、まずはやってくれたところまでを感謝しましょう。その後に「交代しよう」などと提案してみてください。相手も達成感を味わえて「手伝ってよかったな」と思えます。もしかしたら、「次回はもっと早くやろう」なんて思ってくれるかもしれません。

 

4. そもそも家事を手伝わない夫の場合

妻: ちょっと、そこの洗濯物たたんでおいてくれない?

夫: えー。今日は仕事で疲れてるんだよ。

 

これは褒めるのが最も難しいタイプ。
相手の価値を見出そうと思っても、そもそも手伝ってくれないとどうしようもありません。

こういったとき、どうすれば手伝ってもらえるのでしょうか?

 

👎 NG例 👎

妻: 私も仕事してきたんだけど! たまには手伝ってよ!!

夫: 今度やるって〜。

 

👍 GOOD例 👍

妻: このタオルだけ、3つ折りにしてくれると嬉しいな。

夫: はいはい。

妻: ありがとう! 助かる〜!!

 

そもそも手伝ってくれない夫には、小さな依頼をくり返していくのが効果的。
「洗濯物たたんで」は動かなくても、「タオルを3つ折りに」くらいならやってあげようと思ってくれるはず。小さな行動に一つ一つ感謝を伝えていけば、次第に大きな家事の依頼も聞いてくれるようになるそうです。ちなみに、指示が具体的なほど行動してもらいやすいですよ。

 

どうすればそんなに気の利いた声かけができるの? スゴ技の秘訣について教えてもらった

ここまで夫が思わず家事をやりたくなるスゴ技を教えてもらいました!

……が、まだ足りない。私にはまだハードルが高すぎる

だって、忙しい毎日の中で、こんなに気の利いた声かけをするのって難しいじゃないですか!

というわけで、どうしたら実践できるのか、そのコツについても教えてもらおうと思います。

 

トギー: どうしたらそんな気の利いた声掛けができるようになるんですか?

 

松本さん: ちょっとしたマインドセットが必要ですね。

トギー: マインドセット?

松本さん: やってくれないことではなく、やってくれたことに着目するようにマインドセットするんです。それだけでコミュニケーションがスムーズにいきますよ。

トギー: ほうほう。詳しく教えてください。

 

スゴ技の秘訣① 減点方式から加点方式へマインドセット

まず、夫の行動、好意をそのまま認めて受け入れるように、マインドセットしましょう。

たとえ雑なやり方であっても、手伝ってくれたという行動自体を価値として認めるようにしましょう。人の価値を見つける秘訣は、減点方式でなく、加点方式にすること。「◯◯ができてない」ではなく、「◯◯はできている」ということに着目すれば、褒めるポイントがどんどん見つかるはずです。

減点方式であれば100点から下がる一方ですが、加点方式であれば青天井で点数を上げられますよ。

 

スゴ技の秘訣② 自分が言われたい褒め言葉を考えてボキャブラリーを増やす

あなたはどんなふうに褒められると嬉しいですか? 
自分が言われたい褒め言葉を考えるクセをつけると、褒めボキャブラリーが増えるんだそうです。

「優しいね」「家事が丁寧だね」「仕事で疲れていても家事がんばってくれているね」などなど、言われたい言葉はきっとあるはず。でも、そういった言葉ってなかなか言ってもらえるものではありません。

それは相手も同じ。夫もその褒め言葉を待っているかもしれませんよ。
自分が言われたい褒め言葉を考えたら、ぜひ言葉を相手に投げかけてあげましょう。

 

スゴ技の秘訣③ 一見マイナスに思える部分は、他人の旦那を想定して褒めてみる

とはいえ「うちの夫はそもそも褒められるところがない!」なんて思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、マイナスに見えるようなことでも、ちょっと見方を変えれば褒めポイントに変換することが可能なんです。

例えば……

やることが雑 → スピーディー
要領が悪くて時間がかかる → 丁寧
文句が多い → 意思がある、自分をもっている

物事は表裏一体。反転させるような感覚で、悪い部分を褒めてみましょう

難しい! と思った方は、 “他人の旦那さまを褒める”と考えると良いそう。
意外とたくさん褒め言葉が出てきますよ。

 

スゴ技の秘訣④ 結果を褒められなくても、プロセスを褒める

いつも家事をしている妻から見れば、夫の家事手伝いは雑だったり、時間がかかりすぎだったりするもの。経験の差ありますから、仕方がないことですね。

でも結果ではなく、プロセスに着目してみましょう。良いところが見えてきやすいんです。

「丁寧に洗っている」「前より早く洗濯物を干せている」「頼まなくても自分から取り組んでくれている」……。そんなふうに、プロセスを褒めることから始めていきましょう!

 

スゴ技の秘訣⑤ 魔法の褒め言葉「3s+1」を駆使する

それでも褒め方がわからない方は、魔法の言葉「3s+1」を使ってみてください。
無理に大げさに言わなくても、ボソッとつぶやくだけでも効果あり。きっと夫の耳に届くはずです。

3s+1とは……

すごい
さすが
すばらしい
+ そうくるか

すごい、さすが、すばらしいはどんな場面でも使いやすい言葉。
どうしても褒められないときには、「そうくるか!」でしのぎましょう。相手を否定することなくうまくコミュニケーションが取れますよ。

もし直してほしい部分があるときは、3Sの後に「惜しい!」という言葉を使ってみてください。思わずアドバイスが聞きたくなるはずです。

 

さいごに

夫婦仲良く過ごしていくには、家事も仕事もバランスよく分担する必要があるはず。
もし「やってくれない!」とイラ立つことがあったら、一呼吸おいて「どこまでやってくれているのか」を評価することから始めるとよさそうですね。

松本さんいわく、「たとえ家族であっても、人と自分は絶望的に違う」のだそう。
物事をまったく同じ基準で見ることはできないし、伝えることもできません。この事実を受け止めたうえで、「どうすれば伝わるか」「どうすれば理解し合えるか」とコミュニケーションを探っていくことが大切です。

パートナーが家事を手伝ってくれないとお悩みの方は、ぜひこのスゴ技を実践してみてくださいね♪