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DIY
Pacoma編集部

「こんな家では暮らせない…」カリスマDIYer KumeMariさんの奇跡の5年間

数年前までは、DIYという言葉すら知らなかったKumeMariさん。2011年から独学でスタートし、今ではカリスマDIYerとして注目を集めています!DIYを始めるきっかけとなったのは、築47年・3Kの古い賃貸物件の鍵を開けた瞬間からでした。「部屋をなんとかしないと...」。それからKumeMariさんのDIYライフが始まります。

カリスマDIYerのKumeMariさんとは?

― 数年前まではDIYという言葉も知らなかった。

「今の家に住むまではDIYという言葉すら知らなかったんですよ。結婚する前にしていた仕事も全然違う業種で、そもそもインテリアにはまったく興味がなかったですね。」

KumeMariさんは、大阪府在住のカリスマDIYer!2011年にDIYを開始し、同年に始めたブログ『SMILE HAPPY SWEET HOME』は、読者数1万2千人を超える大人気ブログとなり注目を集めています。

― ドライバーの握り方も分からない状態から、独学で重ねたDIYライフ

知識も技術もない状態から、独学で重ねたDIYライフ5年間。築47年・3Kの古い賃貸物件を、まるで職人さんが手掛けたかのような素敵な空間へとリノベーション。驚愕のビフォーアフターは必見ですよ。KumeMariさんがDIYを始めるきっかけ、魅力、長く楽しむコツを教えてくれました!

きっかけは「こんな家では暮らせない…」

Q.DIYを始めるきっかけは何だったのですか?

「きっかけは、今住んでいる部屋ですね。新居を選ぶときに貯金がなかったので、家賃の安いところを探していたんです。夫の勧めで部屋が決まって、契約後に初めて中を見たのですが、鍵を開けた瞬間、あまりの古さに驚愕ですよ! 絶望しましたね。ここでよう暮らしていかんなぁ……って」

「なんとかせなと思っていたら、主人が「ホームセンターにいろいろあるから見に行ってみよか」と声をかけてくれたんです。それで一緒に行ってみたら、店内にDIYのコーナーがあったんですよ。そこで初めてDIYを知りました。」

Q.最初は何に挑戦したのですか?

「まずはクッションフロアですね。「これ敷いたらあの畳が嫌じゃなくなるかも!」と思って。その後キッチンカウンターや机にも取り掛かりました。」

Q.デザインや設計はどうやって考えていたのですか?

「海外のガイドブックを参考にしていましたね。DIY本も買ったんですけど、設計図見てもさっぱり分からなかったんで、作り方はほとんど勘です! 海外のガイドブックにはいろんなお店が載っていて、「これ可愛いな」と思ったものを自分なりに手探りで作ってみたりしました。」

Q.DIYの技術はどうやって身につけたのですか?

「ドライバーの握り方も知らないところから始めたので、とにかく失敗しながらやってきたって感じですね。もう失敗しかしてないですよ。ねじ山が全部つぶれたり、ねじが長すぎて板から突き出たり。今の家は涙の結晶ですね。もうあの部屋が不満すぎて。なんとかしたい一心で、5年間コツコツやってきましたね。」

賃貸物件でもDIYを楽しむ工夫

Q.原状復帰しなくてはいけないお部屋なのに大丈夫なのですか?

「原状復帰できるよう工夫しながらDIYしています! 壁にはベニヤ板の下地を入れています。タッカーっていうホッチキスみたいな道具でベニヤ板をパチパチと止めて、その上から壁紙を貼っているので、ベニヤ板をベリベリ剥がせば元通り。
畳は外さず、上からクッションフロアを貼っていて、大掃除の時などに剥がして空気を入れたりしていますね。ちなみに、外した扉とふすまは天袋やベッドの下に収納しています。」

― ぜひ真似したい!壁に穴を開けずにできる『壁面収納』

賃貸物件の悩みのひとつに、「壁を傷つけてはいけない」というものがありますよね。釘が打てたら、もっと便利な収納やインテリアに活用できるはずなのに。そんな悩みを払拭するのが、『壁面収納』のDIYです。有孔ボードを活用すれば、壁に穴を開けなくてもOK。

― 家具の裏スペースも活用する!

DIYerにとって、収納に困るものナンバーワンな『工具類』。KumeMariさんの手にかかればご覧の通り!一目でわかりやすく、出しやすく、しまいやすいですよね。
この壁面、実は『テレビ台の裏』なんです。大きなテレビ台をDIYで作り、その裏に有孔ボードを貼ったのだそう。思い立った時すぐに工具を手に取りやすいので、よりDIYが身近になるでしょう。

こちらは、『DIY本棚の裏』を活用した壁面収納。
洗面所がないというKumeMariさん宅では、コスメやアクセサリーなどをこの場所に収納しているそうです。こんな風に小物類がきちんと収納されていると、毎日の身支度にも気合が入るはず!

KumeMariさんが感じるDIYの魅力

― やっぱり『達成感』やと思います。

「自分の手で形にしたものを置くっていうのは、買う以上に得られる喜びが大きいんですよね。出来上がったものは可愛いですよ。手のかかる子ほど可愛いって言いますし。あとは、家族で一緒にDIYに挑戦したら、家族の思い出にもなって絆が深まるかなって思います。」

― わが家では『言葉』を飾ります。

KumeMariさんが作る、温かみのあるインテリアの秘密は『言葉』のエッセンス。家族へのメッセージや、日ごろ忘れがちになってしまう大切な言葉。それらをステンシルで綴り、目につくところに置きます。こちらは「Have you got any idea?」。言葉の意味は、「いいアイデア思いついた?」。繰り返される日常も心豊かに過ごせるように、との意味が込められているそうです。

Q.DIYに挑戦しようと思ったら、まず何から始めたら良いですか?

「思い切って部屋の一面だけ壁の色を変えてみるのはオススメです! 貼ってはがせる壁紙のりとかもあるし、30分もあれば貼れちゃいます。簡単なのに部屋の雰囲気がガラッと変わって、朝起きるのが楽しくなるんですよ。テンション上がると「違うところもやってみよう」と腰が上がるかもしれません。
あとは、今ある家具をちょっとリメイクするのもいいかもしれないですね。ちっちゃいものなら簡単なので。机はやりやすいと思います。」

Q.2歳の息子さんも一緒にDIYするのですか?

自分のおもちゃにドライバー当てたりしてますよ! 親の背中見て育つんやなって感じます。
あと、子どもの成長に合わせてちょこちょこ家具を作り替えるんですよ。どんどんやんちゃになるから、怪我しないように食器棚に扉を付けたりして。家具の変化を見ながら家族の歴史を感じることもできます。「あーこのときやんちゃやったなあ」って。

のんびり、焦らず楽しむこと

Q.楽しくDIYを続けていくコツはありますか?

「DIYしながら暮らすのって大変なときもあって、一気に部屋を全部変えようとするとしんどくなるかもしれません。1年間のスケジュールを立てたりして、細く長く焦らずにDIYを取り入れていくことが、長く続けられるコツですね。3日くらいかかる大がかりなDIYもあるので、養生したままご飯食べられるぐらいの図太さも必要かもです。」

― 完璧を目指しすぎないこと

「あとは、いきなり完璧を目指しすぎないことですね。人によって好みは違うし、同じ人でも好みは変わっていくので、好みを見つけるつもりでのんびり進めるのが良いと思います!」

独学から始まったKumeMariさんのDIYライフ。5年間で、ここまでのクオリティーへの到達はまさに涙の結晶ですね!失敗を重ねながらも、あきらめずに挑戦し続けること。焦らずのんびり進めること。これからDIYを始める方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。素敵なDIYライフを楽しみましょう!

KumeMari(クメマリ)|Pacomaサポーター

大阪府在住。築47年・3Kの賃貸物件にご主人と息子さんの3人暮らし。2011年よりDIYを開始。同年に始めたDIYブログ『SMILE HAPPY SWEET HOME』が、読者数1万2千人を超える大人気ブログとなる。また、これまでにUR都市機構や漆喰メーカーなど多数の企業とコラボレーションしてDIYの企画を実施している。
著書に『Kume MariのDIYでつくる家、つくる暮らし、DIY LIFE』(主婦の友社)、『Mari’s マジックで簡単!おしゃれ部屋づくり』(宝島社)、『Mari’s おうちカフェ』(宝島社)。