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ガーデニング
Pacoma編集部

【家庭菜園の始め方】初心者さん歓迎「簡単年間プラン」で美味しい野菜を育てよう!

ベランダでも狭い庭でも大丈夫。たった一畳のスペースでも、プランター1個でも、野菜を植えればそこがあなたの家庭菜園です。すぐに植えて育てられる、おすすめ野菜をつくってみませんか? 狭いスペースでも、年間を通した菜園プランを立てれば、さまざまな種類の野菜を楽しむことができますよ! まずは初心者さんが家庭菜園をスタートする際に、チェックすべきポイントをみていきましょう。

年間の野菜組み合わせカレンダー例

春〜初夏

  • トマト〔植え付け : 4月下旬〜8月上旬〕

花が咲いた後に青い実が付き、だんだん大きくなって赤く色づいてきた時の楽しさを独り占め!

  • 枝豆〔種まき : 4月中旬〜7月中旬〕

「ビールに枝豆」は日本の夏の風物詩。収穫期間もいっときなので、枝豆の実りで夏の訪れを感じちゃいましょう。

菜園プラン_4

  • オクラ〔種まき : 5月中旬〜9月下旬〕

花を食べる品種もあるくらいオクラは花も見事です。まず花を楽しみ、その後の実も長期間収穫できます。

  • ニラ〔植え付け : 3月中旬〜11月下旬〕

ニラはとても丈夫な植物。切っても切っても何度でも葉が伸びてきます。ほぼ年間栽培できるのもうれしいですね。

  • ジャガイモ〔植え付け : 3月中旬〜6月中旬〕

ジャガイモの楽しみは、何といっても掘り出す時の感激!1本の株から大小たくさん収穫できます。

夏〜秋

  • 春菊〔種まき : 9月中旬〜10月下旬〕

採れたては葉も茎も柔らかい。お鍋に欠かせない春菊ですが、生のままサラダで香りの良さを楽しむのもオススメです。

  • 白菜〔種まき : 8月下旬〜11月中旬〕

市販のものは外葉を除き結球部だけになっていますが、自作するとその大きさ、ずっしりした重さに驚くはず!

菜園プラン_5

  • タマネギ〔植え付け : 11月上旬〜翌年5年上旬〕

最近は品種も大玉、小玉、紫色などさまざま。味も辛みの少ないものもあり、好みで選べます。

  • 長ネギ〔植え付け : 7月中旬〜翌年3月上旬〕

自家製は鮮度が違うので“甘み”がウリ!花の咲く前のつぼみ(ネギ坊主)は天ぷらやお浸しで召し上がれ。

秋〜冬

  • 小松菜〔種まき : 12月上旬〜翌年2月上旬〕

万能葉もの野菜の代表格。ほぼ年間を通して栽培でき、約1ケ月で収穫可能なので、常備菜として育てたい。

  • イチゴ〔植え付け : 10月下旬〜翌年4月下旬〕

実がなって色づいた姿のかわいらしさは野菜の比ではありません。そして何よりの楽しさは一粒ずつのつまみ食い。

家庭菜園づくりのポイント3つ

1. 日当たりのよい方角《南向き》を正面に!

野菜には日当たりを好む品種と、あまり日当たりがないところでも育つものがあります。理想は東西に横長の形ですが、南北に長い場合でも北側に背の高い野菜を植え、南側に低いものを植えてみてください。

2. 水はけの良し悪しは畝(うね)の高さで調節を

水はけの良し悪しは野菜づくりの大切なポイントの一つ。例えばトマトは水はけの良いところを好むので畝を高くするなど、同じエリアで性質の違う野菜を植える時は、畝の高さで調整をしましょう。

3. 品種別の栽培情報は種袋の裏を参考に

種袋は野菜づくりの宝庫。地域による植え時や発芽適温、栽培カレンダーなど参考に。例えば、オクラは一昼夜、種を水に漬けてからまくと発芽しやすいなど、育て方のコツがたくさん記載されています!

 

土づくり

《ポイント》

  • 菜園の土は野菜がすくすく育つ家。野菜にとって居心地のいい環境づくりをするために、土のpH値をきちんとはかって好適地に調整を。
  • 味にこだわるなら『有機』を混ぜる。土はふかふかになり野菜にはうま味が増す。さらに、有機物を混ぜればおいしさアップ。
  • 土に混ぜる有機は、牛ふん、赤玉土、米ぬか、腐葉土の4つ。米ぬかは1~2月の寒い時期に混ぜ込む。牛糞は植え付け1~2週間前に!

土づくりの詳しい記事はコチラ!
 

手軽にスタートするならプランターで育ててみよう!

©Fotolia

そんなにスペースがとれない、という家庭におすすめなのがプランター菜園です。畑のように多くの種類はできませんが、季節ごとに2品種ずつ選んで育てれば、年間で6種類は収穫できることになります。
菜園プラン_3

プランターはAとBの2つに区切り、季節ごとの旬な野菜同士を組み合わせるのがポイントです。

春〜初夏 : A(トマト)+ B(ニラ)

夏〜秋 :     A(春菊)+ B(長ネギ)

秋〜冬 :     A(小松菜)+ B(イチゴ) etc…

次の年間の菜園カレンダーを参考に、好きな品種を育てるプランを立ててみましょう!

こだわりの一点集中で育てたいひとへ。
各月のオススメ野菜はこちら

3月『ジャガイモ』

《作業の目安》

  • 植え付け=3月
  • 芽かき・追肥=4月
  • 収穫=6月
  1. 《栽培のポイント》
    ジャガイモは弱酸性を好む。植える前にpH値を測定。大きく育てるには『芽かき』と『追肥』をしっかり。芽かきは草丈20~30cmの頃、1株につき芽の数を1~2本に減らす。

じゃがいもの詳しい栽培方法はこちら

 

4月『エダマメ』

《作業の目安》

  • 種まき=3~4月
  • 追肥・中耕=5~6月
  • 収穫=7~8月
  1. 《栽培のポイント》
    有機の元肥が味の決め手。種まき後は防虫ネットで虫よけを。根切りすると根の張りがよくなり、サヤが付きやすくなる。収穫は葉の色が濃い緑から黄色に下葉の方から変わった時、収穫した日に食べる。

エダマメの詳しい栽培方法はこちら

 

5月『トマト』

《作業の目安》

  • 植え付け=4~6月
  • 追肥・収穫=7~9月>
  1. 《栽培のポイント》
    植え付け前から土づくりを。畝立て、マルチかけもしっかり行う。 苗を植えたらすぐ仮支柱、2~3週間後に本支柱を。わき芽は小さいうちにまめに摘む。甘さ・うま味を増す追肥で養分補給をさせよう。

トマトの詳しい育て方はこちら

 

6月『オクラ』

《作業の目安》

  • 種まき=4~5月
  • 追肥=5~6月
  • 収穫=6~10月
  1. 《栽培のポイント》
    気温が十分に上がってから、一昼夜水に浸け置いた種で種まき。地温25~30°Cで発芽する。間引きと2回の追肥で株の成長と実成りがよくなる。サヤが7~8cm程度になったら、収穫のタイミング。

 

7月『ナガネギ』

《作業の目安》

  • 植え付け=6~7月
  • 追肥・土寄せ=9~12月
  • 収穫=10~翌年3月
  1. 《栽培のポイント》
    植え付けは深く掘った溝の土壁に立てかける。3~4回の追肥と土寄せをすれば白い部分をより長く育てることができる。土寄せを繰り返し、だんだん畝を高くしていく。収穫は長く伸びたネギから順に。

 

8月『ブロッコリー』

《作業の目安》

  • 植え付け=8~9月
  • 追肥=9~10月
  • 収穫=10~翌年1月
  1. 《栽培のポイント》
    植え付け前に元肥を入れる。苗の株間は40~45cmあける。植えてから2週間後に有機配合肥料で追肥と土寄せ。花つぼみ(食用部)が15cmになった収穫。遅れると食感が悪くなる。

 

9月『シュンギク』

《作業の目安》

  • 種まき=9~10月
  • 間引き・追肥=10~11月
  • 収穫=10~12月
  1. 《栽培のポイント》
    種まき前に肥料と畝立て。種まき後は不織布をべたがけし水をたっぷり与えて乾燥を防ぐ。間引きは2回、その後化成肥料で追肥を。摘心(新芽の部分を摘む)でわき芽を増やせば大量に収穫が可能。

 

10月『チンゲンサイ』

《作業の目安》

  • 種まき=3~11月
  • 収穫=4~12月
  1. 《栽培のポイント》
    種まきは1cm間隔で。乾燥防止の不織布がけも。本葉1~2枚で5~6cm間隔に間引き。間引き後の追肥と土寄せがポイントで美しい葉に育てる。収穫の目安は株元がふっくらした時。

 

11月『コマツナ』

《作業の目安》

  • 種まき=3~12月
  • 収穫=4~翌年2月
  1. 《栽培のポイント》
    畝立て後、種まき。種は1cm間隔ですじまきする。保温と病害虫除けに不織布と防虫ネットをかける。間引きと追肥を行い、収穫の目安は草丈20~25cmになったら引き抜いて収穫。

 

12月『ニンニク』

《作業の目安》

  • 植え付け=9~12月
  • 追肥=3月
  • 収穫=5~6月
  1. 《栽培のポイント》
    植え付けは鱗片の皮をむかないで植える。寒さ対策に防虫ネットをかけ、春になったら追肥を。初夏に花茎が上がってきたらニンニクの芽が収穫できる。ニンニクの芽の収穫後1週間~10日後が収穫時。

 

さぁ、プランを立てましょう!

©Fotolia

ベランダでも狭い庭でも大丈夫!プランター1個でも、野菜を植えればそこがあなたの家庭菜園です。
プランをきちんと立てれば、種類豊富なおいしい野菜たちと巡り逢えます。四季で変化する菜園の景色もまた、魅力ですよね。“狭いけど旨い!”を目指してがんばりましょう!

加藤さん
教えてくれた人 加藤正明さん農業体験農園「百匁の里」園主、ジュニア野菜ソムリエ。都内で貸し農園会員に野菜づくりの指導をする他、NHKなどでも活躍。